求められる人と技術、協力会社との強いタッグで乗り切る

2025年の大阪万博開催が決定しました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催以降は
景気の停滞が心配されていましたが、
大阪はさらなるイベントで活気づきそうです。

建設業界も忙しくなるでしょう。
現在建設中・計画中のホテルや商業施設の施工のほか、
出展企業との協業など、パビリオン関連の仕事も
大阪のさまざまな企業を潤してくれるのではないでしょうか。

開催は7年後ですが、のんびりはしていられません。
万博自体の準備は開催の数年前から始まるとしても、
仕事を円滑に進める体制作りは今から始めなければいけないからです。

万博案件で受注量が増えれば、必ず人手が求められます。
しっかりとニーズに応えるためには
仕事を引き受けてくれる協力会社を今より増やし、
さらに濃い信頼関係を築いて受注に備える必要があります。

材料の調達にも気を配り、
不足のないよう仕入れられるように
業者の方々と調整するのも今からの仕事です。

うまく進める方法は一つだけ、
これまでと同じように誠実な仕事をして
「この会社となら大丈夫だ」という信用を高めていくしかありません。

受注量の増減など、
こちらの都合だけで協力会社を替えるような仕事をしていたら、
たちまち信用を失ってしまいます。

逆に、協力会社の人と技術を信頼して関係をつなぎ
一緒に仕事の質を高めていく存在だと認め合えれば、
次の好景気も強いタッグで乗り切れるはずです。

2019年は私たちにとっても正念場になります。
従来の工場や施設の新築案件を継続するほか、
東京へ進出するお客様に伴って首都圏でも工事が始まる予定です。

多くの方々と協力していく輪を
大阪と同様に東京でも広げていく新しいチャレンジです。

万博開催の一報はたしかに大阪が沸き立つ大ニュース。
しかし環境の幸運に甘んじることなく、
「私たちなりの真面目な仕事を続けていかなければ」と
気持ちを新たにする契機にもなりました。