お客様満足のために常に新しい一歩を踏み出すべき

いよいよ2020年東京五輪の準備が本格的に始まります。
東京だけでなく大阪でも良い景気が生まれて
建築関連の受注は増えているようです。

ただ、業界すべての企業が上調子とはいえません。
私が見るに、情報収集力や営業力に長けている企業ほど
好況の波にうまく乗っていると感じます。

弊社はおかげさまで
直近過去三年間は好調をキープ、
来期も同水準で推移できる予定です。
好調要因の１つはやはり営業力の強化でしょう。

以前は2名ほどだった営業担当を5名に増やし、
お客様のきめ細かいフォローに尽力できるようにしました。

また、お客様のニーズに合わせて送付するDMは
以前に増して反応をいただけるようになり、
1件あたりの受注金額が増えて業績を底上げしました。

しかし、
闇雲に売上金額だけを伸ばすのが目標ではありません。
100億円稼いでも赤字経営では本末転倒です。
たとえ年商が少なくとも黒字を継続し、
常にお客様に満足いただける企業をめざしたい。

小さくともキラリと輝く
「ダイヤモンド」のような企業であり続けるには、
従来の枠に囚われないチャレンジが必要です。

そこで弊社も今夏から新しい試みを始めました。
長時間の映像を短時間にまとめる定点撮影や、
ドローンによる高所からの撮影・動画素材の提供です。

たとえば、施工の経過を数分の動画で確認できたり、
上空からのアングルで建築物の様子がわかれば、
お客様はより安心できるでしょう。

動画や静止画のデータは、
施主様の先にいるお客様にも配布すれば
新築した施設の良いPR素材になります。

私たちにとっても、映像は誠実な施工プロセスを
つぶさにお知らせできる有意義なツール。
YouTubeなどで拡散すれば営業活動を強力に後押しします。

結果に安住することなく、今までと違う道を探る。
どんな景況でも、進化のヒントは必ずあります。
地道ですが、こうやって１つ１つ革新を重ねるのが
長続きする経営の王道だと考えています。