ホーム>松陽工務店へようこそ>松陽工務店の挑戦:熱き!渡辺イズム
建設現場では、安全対策と一緒に暑さへの手だてを考えています。
皆さんご存じかもしれませんが、現場の作業員はケガを防ぐために
ヘルメットと長袖・長ズボンの着用が定められています。
連日30℃以上、日によっては35℃を超すようなときも脱いで作業はできません。
工事のスケジュールを管理するのと同じように
働く皆さんの健康管理や現場での工夫が必要になってきます。
私が現場に出ていたころは、上半身裸で腹巻き一つの作業員もいました。
飲み水は大きなバケツに氷がドンと入れられているだけで、
ひしゃくで回し飲みをしながら暑さをしのいだものです。
今はさすがに衛生概念が変わり、気候はさらに厳しくなりました。
昔は日射病に注意して首にタオルを巻くくらいでよかったものが、
帰宅後の熱中症まで考えて体の調子を整えなければいけません。
夏の力仕事はいつも以上に体力を使います。
基本的には早寝早起き、しっかり栄養をとって休むのが一番です。
しかし、天候や材料の変化に対応しているとなかなか規則正しくはいきません。
現場で職人さんたちを束ねるリーダー(棒芯さん)には
朝の点呼、健康確認のほか、帰り際の体調チェックをお願いして
無理な作業をしないように、異状があれば休むようにと伝えています。
また、秋には労働基準監督署の担当者をお呼びして安全大会の開催を予定しています。
最近の若い方にも「どんな危険があるのか」を知っていただくために、
会社での安全大会ではいくつか具体例を紹介する予定です。
施工技術だけでなく工事に関わる皆さんが気持ちよく仕事ができるのも大切。
環境を整えるのが私たちの役割だと考えています。